技術周りのあれこれ

主に自分用のメモです。技術的なことや個人的にやってみたことを書いてます。

Azure触って覚えたこと。わかったこと。いろいろ。

はじめに・・・

AWSは触ってるけど、Azureを初めて触ってわかったことを書いてます。
※気になったことがあったら不定期に追記していきます。


ディスクについて

  • VMのドライブ
     標準のWindows ServerのCドライブは128GB、Linuxは30GB
     WindowsServerを容量少ないディスクで作りたいときは、SmallDiskで検索すると出てくるけど、30GBとかなり少ない。
    (起動したこと無いけど、Windowsで30GBって大丈夫なの?)
     ディスクサイズを構築後にPowerShellで増やすことはできるけど、減らすことはできません。

監視について

  • Linuxのディスク容量監視
    Linuxのディスク容量だけはAzureの監視サービス(Azure Monitor)ではメトリクスを取得できません。
     その為、対策としてZabbix等の監視用サーバーをたてて各VMにagentをインストールして利用する方法が挙げられます。

  • アラートのメール通知
    アラートでのメール通知については、SMTPサーバは公式がSendGridを使うようにと勧めているのでSendGridを使いましょう。

ネットワーク周り

  • LoadBalancer利用の際に注意
    LB配下のVMに対するNSGに対して、LBからのIPと監視用Probeを許可しないといけないので要注意です。
    LBからはSourceを168.63.129.16/32、Portはanyで開けて、
    ProbeからはSourceをServiceTag、SourceServiceTagsをAzureLoadBalancerに指定して許可しましょう。

  • ExpressRouteしたら、RouteTables忘れないように!
    ExpressRouteで社内と接続後、何も設定しないとAzureから外への通信は社内からインターネットに抜けようとします。
    プロキシや外と通信したいVMのサブネットにRouteTablesで宛先0.0.0.0/0、ネクストホップはインターネットに設定をしてあげましょう。

  • Azure Backup使うなら80番ポートを開けておくこと
    Azure Bakupを利用するなら80番ポートを許可しておかないとBackupがとれません。
     ※プロキシでHTTPは8080等を使っていても関係なく80番ポートでインターネットに接続できる環境が必要みたい。

  • Windowsライセンス認証は特殊!?
    WindowsServerのサブネットには、ライセンス認証用の経路が必要なんです。
    ExpressRouteがなくてグローバル通信できるなら気にしなくていいのですが、ExpressRoute接続でフォワードプロキシ経由でHTTPしか許可してない環境だとライセンス認証できません。
    RouteTablesの設定で、宛先を23.102.135.246/32でネクストホップをインターネットに設定してWindowsServerのあるサブネットにアタッチします。
    23.102.135.246/32がMicrosoftがKMSを行ってるIPだそうです。
    これ知らなかったらWindowsServer使えなくなってたね・・・(;^ω^)

以上!
またなんかわかりましたら書いていきます。